結局私は愛されてセックスがしたかったんだ3 前編【いーないん】
周囲からの言葉と勝手な憶測、様々な要素が絡まり、自分は昂輝の近くに居るには相応しい人間ではないと自分の価値を決めつけてしまっていた愛耶。こびり付いた不安を蹴散らすように、今回も、そしてこれまでも昂輝は何度でも愛耶を救い、その手を取ってくれた。そんな昂輝もまた、突然家を出ていった母親や、〇校時代に急に学校に来なくなった当時の愛耶のように、再び自分の元から愛する人が前触れも無く去ってしまう不安に怯えていたのだった。そして愛耶が時折感じていた隠された本音もまた、昂輝が抱く不安から生まれた臆病な一面だった事を知る。不安に思っていたのは自分だけじゃない…。そう気づいたことでこれまで曇っていた昂輝への気持ちが晴れ、本当に大切な人にどうしたいのか、愛耶自身の’愛し方’に気づいていく。心の底から、私は昂輝の事を信じ、愛している―――。そう自覚してからの愛耶は、文字通り心も体も昂輝を求める事が我慢できなくなっていた。